IHMS委員会 9月26日(JAHISの「健診報告規格V2.0」へのパブリックコメントについて)

9 月26日にIHMS委員会を行いました。

次回は10月29日に同一の場所・時間を予定致します。

20180926IHMS議事録(案)

議論テーマ1:前回議事録見直し
健康管理情報の「マイナンバーと紐付けられた医療等分野における識別子(ID)」による管理https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000311731.html が出た件について、
・厳密に言うと、健康管理情報を、「マイナンバーと紐付けられた
医療等分野における 識別子(ID)で紐づける。
マイナンバーそのものではない。ことを確認した。
・従来から「医療等ID」として、当初は地域医療連携における共通IDとして
計画されていたが、今回、厚労省では健康保険証の被保険者番号に
適用しようとしている。

議論テーマ2:JAHISより、8/21付で「健診報告規格V2.0」 のパブコメ募集の件
PHR協会より、正式に、1月17日のJAHISとの打ち合わせ時に依頼した、
「騒音」を引き続き、追加を依頼することとした。
依頼内容を添付
JAHIS健康診断結果報告書規格(Ver.2.0)のパブコメ

議論テーマ3:PHR協会の今後の戦略に関連して(事務局より報告)
理事中心の戦略委員会にて、下記スキーム3つが共存・協力する
スキームの議論を行っている。

aスキーム.「実名のPHR」により個人の健康管理を自身で行うために、
個人がすべての健康情報を収集して、必要な相手に自身の意図で
提供する仕組みを作る。

bスキーム.産業医等、企業・健保・医療機関等が個人の健康情報を
医師・産業医等、法的守秘義務のある人が責任をもって、適切な
サーバ上に蓄積して、その機関・組織及び、PHR本人のために、
実名・匿名化して効率的に取り扱う。特に、中小事業所においては、
iPHRのようなデジタル化して扱う仕組みを作る。
PHRの本人が、その機関・組織から離れる場合にはその情報をPHRと
して渡すことを可能にする。

c.スキーム。匿名加工情報化して、個人健康情報の本人からは
オプトアウトの同意を得ることで、提供をある程度自由に行える、
次世代医療基盤法のしくみも視野に入れる。

このような活動にご興味のある方は、PHR協会へのご入会をお勧めいたします。

なお、来年2月27日または28日に東京にて、PHR講演会を予定しています。
PHRの利用面から見た議論を多くの皆様と行いたいと思います。
よろしくお願いいたします。

森口 修逸 の紹介

PHR協会の事務局担当理事として会員の皆様のお役に立てるよう努力いたします。
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